今期苦しむ松本山雅
反町康治体制7年目の今期は苦しい戦いが続いてる。ここ近年では、J2リーグで好成績を収めているが今期は違う。
シーズン前にアルビレックス新潟からGKの守田達弥、愛媛FCからDF浦田延尚、MF藤田息吹、名古屋グランパスからFW永井龍を獲得。
また、かつて、山雅で活躍した選手、大宮アルディージャからMF岩上祐三、横浜F・マリノスからMF前田直輝を補強。その他、期限付き移籍し、ブレイクを果たした前田大然が復帰するなど充実な補強を行いJ2屈指の戦力になった。
しかし6節終了時点で、0勝4分け2敗とJ2リーグで唯一勝ち星がない。
なにより昨シーズンよりも失点が多い。
クリーンシートを達成したのは開幕戦の横浜FC戦のみ。この試合も新守護神の守田がファインセーブを連発し、何とか引き分けに持ち込んだという印象であった。
そこから5試合連続で失点中するなどDF陣が脆さを露呈している。
第6節のレノファ山口戦でも2点先行しながらも後半アディショナルタイムに2失点をきし、引き分けに持ち込まれるなど試合運びの悪さも晒している。
今後、J1昇格自動ラインとなる勝ち点80点台に積み上げるには、守備陣の安定と試合運びの向上が求められることは間違いない。