マドリーが前人未踏の3連覇‼…アルアインは塩谷が一矢報いる

クラブワールドカップ決勝の欧州王者レアル・マドリーvs開催国王者のアルアインが、22日に行われ4-1レアルマドリーが勝利した。

 

▽試合は序盤からマドリーが支配していく。4分、M・ジョレンテがボックス左からボックス内に侵攻し、マイナスに折り返す。このクロスはニアサイドに走りこんできたベンゼマには、合わなかったが相手DFのクリアミスでポストをかすめる。

 

▽ボールを支配するマドリーが13分に一瞬の隙を突かれる。カルバハルのルーズボールをマルセロがGKクルトワにバックパス。このパスをエル・シャハトにインターセプトされるるとそのままボックス内に持ち運び、カバーに入ってきたDFを交わしてGKクルトワ11になり、そのままGKを交わす。無人のゴールにシュートもセルヒオ・ラモスが間一髪で防ぎ先制点を奪わせない。

 

 

▽マドリーが14分に試合を動かす。バスケスが敵陣深い位置の右サイドからボックス中央のベンゼマへパスを通す。ベンゼマがワントラップから、ボックス手前にいたモドリッチにボールを落とす。モドリッチが左足でカーブをかけたシュート放つとゴール左に吸い込まれて先制に成功する。

 

▽追加点を狙うマドリーは18分にも相手ゴールに襲い掛かる。ベンゼマが敵陣中央でボールをキープし、ボックス右のスペースにスルーパス。これに反応したカルバハルがクロスを送り、最後はボックス中央のバスケスがゴールを狙うもわずかに外れてしまう

 

▽再びマドリーが右サイドから仕掛ける。ボックス右手前のカルバハルが前のスペースに走りこんできたバスケスにパスを送る。バスケスがグラウンダーでボックス中央に折り返しベンゼマがフリーで狙うも大きく枠を外してしまう。

 

▽畳みかけるマドリーは39分、右CKのチャンスにクロースのアウトスイングのボールにボックス中央のベイルが合わせるもGKのファインセーブに遭い再びCKに。さらに、左CKをクロースがサインプレーでボックス手前中央から強烈なボレーシュートもまたしてもGKの好守に阻まれてしまう。

 

▽後半に入ってもマドリーがボールを支配して試合を進めていく。敵陣中央左のベンゼマがボックス左手前に走りこんできたモドリッチにパス。モドリッチが相手をワンタッチで相手を交わしてボックス左に侵攻し、クロスを上げる。このクロスが相手GKに触られるもこぼれ球にバスケスがヘディングで反応したがミートせず相手がブロック。最後はベイルがオーバヘッドで狙うがわずかに枠の上に。

 

▽追加点が欲しいマドリーは59分に後方からの縦パスにモドリッチがボックス中央でキープ。ボックス右のスペースにパスを通すと走りこんできたベンゼマが狙うが、またしてもGKのファインセーブでCKに。クロースの右CKはボックス中央のセルヒオ・ラモスには合わずクリアされる。このクリアボールに反応したM・ジョレンテがボックス中央手前からダイレクトシュート。これがゴールに突き刺さりリードを広げる。

 

▽その後も圧倒的に攻めるマドリーは80分、右CKのチャンスを得るとモドリッチのクロスにゴール前のセルヒオ・ラモスがヘディングシュートを決めて決定的な3点目を奪う。

 

アルアインも一矢報いる。86分に敵陣中央右サイドでカイオのFKをニアサイドの塩谷がヘディングで合わせて1点を返す。

 

1点を返されたマドリードは後半アディショナル、自陣からマルセロがクイックスタートで敵陣中央左サイドのスペースにフィードを送る。このパスに抜け出した途中出場のヴィニシウスが反応しドリブルでボックス内に侵攻シュートを放つ。このシュートが相手にあたりオウンゴールを誘い再びリードを広げ、試合は4-1で終了。マドリーが史上初の3連覇を達成した。